今は、ChatGPTに相談すればビジネスネームの候補をいくつでも出してもらえる時代です。
たとえば、
「女性向けのサービスに合う名前を30個考えて」
「やさしくて覚えやすい屋号を考えて」
「英語と日本語を組み合わせたブランド名を考えて」
と頼めば、ほんの数秒でたくさんの候補が出てきます。
これは、とても便利です。
実際、ビジネスネームを考える最初の段階でChatGPTを使うこと自体、私はまったく悪いとは思いません。
自分では思いつかなかった言葉が出てきたり、別の方向からアイデアをもらえたりするので、名前を考えるための道具としてはかなり優秀です。
では、ChatGPTで良さそうな名前が出てきたら、そのまま決めてしまってもいいのでしょうか。
ここからは、少し話が変わってきます。
名前の候補を出すことと、その名前を「これでいく」と決めることは、同じではありません。
実際にビジネスネーム作成のご相談を受けていると、最初から「自分はこれをやりたい」「こういうお客様に届けたい」と、すべてが明確に決まっている方ばかりではありません。
やり取りを重ねていく中で、
「そういえば、本当はこんな仕事がしたかった」
「最初に考えていた方向とは少し違うかもしれない」
と、ご本人の中にあったものが少しずつ見えてくることもあります。
だからこそ、最後に必要なのは「たくさんの名前を出す力」だけではないと私は考えています。
この記事では、ChatGPTでビジネスネームを作ることを肯定したうえで、それでも最後は人間が決めた方がいいと考える5つの理由を、姓名鑑定士の立場からお話ししていきます。
【結論】ChatGPTでビジネスネームは作れる?
結論から言えば、ChatGPTでビジネスネームを作ることはできます。しかも、かなり便利です。
たとえば、
「女性向けのサービスに合う、やさしい印象のビジネスネームを考えてください」
「高級感があり、覚えやすい屋号を20個出してください」
「日本語と英語を組み合わせたブランド名を考えてください」
といったように条件を伝えれば、短時間でたくさんの候補を出してくれます。
最初に出てきた名前がしっくりこなければ、
「もう少し和風にしてください」
「もっと短くしてください」
「親しみやすい感じにしてください」
「30代から50代の女性を意識してください」
と条件を加えていけば、さらに候補を絞っていくこともできます。
昔なら、いろいろな辞書を片手に何時間もかけて考えていたような名前の候補を、今ではほんの数分で何十個も出せるようになりました。
これは素直にすごいことです。
私自身、ビジネスネームを考えるときにChatGPTを使うことを否定しません。
むしろ、まだ何も思いついていない段階で、
「こんな方向もあるのか」
「この言葉は面白いな」
と発想を広げるために使うのであれば、とても便利なツールだと思います。
むしろ「候補をたくさん出す」ならAIはかなり優秀
以前は、ビジネスネーム作成サービスに依頼する理由に、
「自分では思いつかない名前を考えてもらえる」
「自分で作るのが面倒なのでプロに依頼したい」
という価値・需要がありました。
もちろん今でもそれはあります。
ただ、単純に「名前の候補をたくさん出す」ということだけで考えれば、ChatGPTはかなり優秀です。
20個でも30個でも、条件を変えながら次々と提案してくれます。
ここについては、無理に人間の方が優れていると言う必要はないと思っています。
ただ一方で、ここで一つ考えてみたいことがあります。
たくさん候補が出てきたとして、その中からどうやって「この名前にしよう」と決めるのでしょうか?
名前の候補を作ることと、
その名前を自分のビジネスの名前として決めること。
私は、この二つは少し違う話だと考えています。
【すぐ使える】ChatGPTでビジネスネームを作るときのプロンプト例
ChatGPTでビジネスネームを考えるときは、最初から完璧な指示を出す必要はありません。
まずは、
- どんな仕事なのか
- 誰に届けたいのか
- どんな印象にしたいのか
この3つくらいを伝えれば十分です。
たとえば、こんなプロンプトが使えます。
プロンプト例①|まずは広く候補を出したいとき
「40代女性向けのサービスを始めます。安心感があり、親しみやすく、上品な印象のビジネスネームを20個考えてください。日本語・英語・造語を混ぜて提案し、それぞれ名前の意味も簡単に説明してください。」
プロンプト例②|少し高級感を出したいとき
「個人事業で使うビジネスネームを考えています。安っぽく見えず、落ち着きと信頼感があり、長く使える名前を15個提案してください。
短く覚えやすい名前を優先し、それぞれの名前から受ける印象も説明してください。」
プロンプト例③|候補をさらに絞りたいとき
「先ほど出してもらった候補の中では、○○、△△、□□が気に入っています。この3つに共通する雰囲気を分析したうえで、似た方向性のビジネスネームを10個追加してください。ただし、もう少し短く、やわらかい印象にしてください。」
このように、一度で決めようとせず、
「もう少し短く」
「もっと和風に」
「高級感を強く」
「親しみやすく」
「英語を使わずに」
と少しずつ条件を加えていけば、かなり候補を絞っていくことができます。
ChatGPTの良いところは、何度やり直しても気を使わなくていいことです。
「ちょっと違うな」と思ったら、遠慮なく方向を変えてもらえばいい。
だから、ビジネスネームの発想を広げる段階では、かなり使いやすい道具だと思います。
ただし、候補が10個、20個と出てきたところで、次の問題が出てきます。
では、その中のどれを選ぶのか。
ここから先は、単に名前を「作る」だけではなく、その名前を本当に自分のビジネスに使うのかを「決める」作業になります。

ChatGPTで候補を広げ、最後は自分に合う名前を人間が選び取っていく。
それでも最後は人間が決めるべき5つの理由
理由① ChatGPTは「あなたの人生」を知らない
ChatGPTにビジネスネームを考えてもらうとき、多くの場合はこちらから条件を伝えます。
たとえば、
「女性向けの仕事です」
「やさしい雰囲気にしたいです」
「覚えやすい名前がいいです」
といった具合です。
するとChatGPTは、その条件に合わせて名前を考えてくれます。
これはとても便利なのですが、一つだけ難しいところがあります。
ChatGPTが知っているのは、あなたが入力した情報だけです。
そして実際にビジネスネーム作成のご相談を受けていると、最初から自分の仕事について全部整理できている人は、それほど多くありません。
「なぜこの仕事を始めたのですか?」
「これから、どんな事業にしていきたいですか?」
と聞かれても、すぐに明確な答えが出てくるとは限りません。
むしろ、何度かやり取りをしている中で、
「そういえば、昔からこういうことをやりたかったんです」
「本当は、こういう人の役に立ちたかったのかもしれません」
「今の仕事を始めた理由って、考えてみたらこれかもしれません」
と、ご本人の中から少しずつ出てくることがあります。
私は、ここがとても大切だと思っています。
最初から答えを持っている必要はありません。
名前を考えるために話していたはずなのに、いつの間にか、「自分はこれから何をしたいのか」が見えてくることもある。
そして、その人の過去の経験や、これまで仕事をしてきた中で感じたことまで含めて考えると、最初に考えていた名前とは違う方向へ進むこともあります。
ChatGPTでも、もちろん質問を重ねながら考えることはできます。
ただ、最初に入力した条件だけから名前を出して、その中から一つ選ぶだけでは、まだ表に出ていないものを置き去りにしてしまうことがあります。
良いビジネスネームは、最初から頭の中にある条件だけで決まるとは限りません。
話して、考えて、思い出していく中で見えてきたもの。そこまで含めて名前を考えることが、私は大切だと思っています。
理由② 「良さそうな名前」と「自分に合う名前」は違う
ChatGPTにビジネスネームを考えてもらうと、
「響きがいい」
「覚えやすい」
「コンセプトに合っている」
「なんとなく雰囲気がいい」
という名前は、たくさん出てきます。
そして、その中に「これ、いいかも」と思える名前が見つかることもあるでしょう。
ただ、ここで一つ考えてみてほしいことがあります。
良さそうな名前と、自分に合う名前は同じでしょうか。
たとえば、一般的には縁起がいいとされる名前でも、その人にとって本当に合っているとは限りません。
占い屋ホシゾラでは、名前を見るときに、単純な画数の吉凶だけで判断しているわけではありません。
名前が持つ数の傾向、音の響き、その人自身との相性など、いくつかの角度を重ねて見ていきます。
さらに必要に応じて、生年月日との関係も考えます。
つまり、
「世間的に良い名前か」ではなく、「この人にとってどうなのか」
を見るわけです。
これは、ビジネスネームでも同じです。
たとえば、
「この名前は覚えやすい」
「この名前は格好いい」
「この名前は今っぽい」
という評価だけではなく、
その名前を自分が長く使っていけるのか。
自分の仕事と無理なく付き合っていけるのか。
そこまで考えて、初めて「自分に合う名前」に近づいていくと思っています。
ChatGPTは、条件に合う名前を出すことは得意です。
でも、その中のどれが自分に合うのかを判断することは、また別の話です。
だからこそ、名前を決めるときには、「良さそうだから」だけで終わらせず、自分にとってどうなのかまで一度考えてみてほしいと思います。
理由③ 名前は「今」だけでなく、これから使い続けるものだから
ビジネスネームを考えるとき、多くの人はまず、
「今の仕事に合っているか」
を考えると思います。
もちろん、それはとても大切です。
ただ、名前は今日だけ使うものではありません。
その名前で仕事を始めて、少しずつお客様が増えて、扱う商品やサービスが増えていく。
場合によっては、人を雇ったり、事業の形が変わったり、法人化したりすることもあるでしょう。
そう考えると、
今の仕事内容にぴったり合っている名前が、数年後にも使いやすいとは限りません。
たとえば、最初は一つのサービスだけを提供するつもりで、その内容がそのまま名前に入っている。
始めたばかりの頃は分かりやすくて、とても良い名前に見えるかもしれません。
でも、仕事を続ける中で別の商品を扱うようになったり、活動の幅が広がったりすると、その名前が少し窮屈に感じることもあります。
逆に、最初は少し抽象的に感じた名前でも、事業が育つにつれて意味が深まっていくこともあります。
私は、ビジネスネームを考えるとき、
「今の自分に合っているか」だけではなく、「これからの自分が使っていけるか」
という視点も大切だと思っています。
ChatGPTに相談するときも、現在の業種やサービス内容を伝えれば、それに合った名前をたくさん出してくれます。
ただ、その名前を5年後、10年後も使っている自分を想像したときに、
「この名前でまだいけそうだな」
と思えるかどうか。
そこは、候補を出してもらった後に、人間側が一度考えておきたいところです。
ビジネスは、始めたときの形のまま続くとは限りません。
だから名前も、
今だけに合わせるのではなく、少し先まで一緒に歩いていけるもの
を選んだ方がいいと私は考えています。
理由④ 名前を決める過程そのものに意味がある
ChatGPTを使えば、ビジネスネームの候補を20個でも30個でも出してもらえます。
その中から、
「これが一番よさそう」
と選ぶこともできるでしょう。
もちろん、それで納得できるなら問題ありません。
ただ、ビジネスネームは、決めた瞬間よりも、その後に名乗り続ける時間の方がずっと長いものです。
だから私は、
「なぜこの名前にしたのか」
を、自分なりに説明できることも大切だと思っています。
たとえば、
「響きが好きだったから」
「仕事の方向性に合っていたから」
「意味を知ったときに、これだと思ったから」
理由は何でも構いません。
大切なのは、なんとなく選んだのではなく、自分で考えて、比べて、最後に納得して決めたということです。
名前を決めるまでには、
「こっちの方がいいかな」
「でも、この名前も捨てがたい」
「長く使うなら、どちらだろう」
と迷うこともあります。
私は、その迷う時間も無駄ではないと思っています。
何度か候補を見比べるうちに、
「やっぱり、この名前がいい」
と気持ちが固まることがあります。
そうして決めた名前には、単に一覧の中から選んだ名前とは違う、自分なりの納得感が生まれます。
そして、その納得感は、これからその名前で仕事を続けていくうえでも大切です。
だから私は、ビジネスネーム作成の価値は、完成した名前だけではなく、
その名前を自分のものとして受け入れていく過程にもある
と考えています。
理由⑤ 最後に「この名前でいく」と決めるのは人だから
ここまで、ChatGPTでビジネスネームを作ることには多くのメリットがあるとお話ししてきました。
たくさん候補を出せる。
条件を変えながら何度でも考え直せる。
自分では思いつかなかった言葉にも出会える。
それでも最後は、人が決めることになると思っています。
なぜなら、その名前を実際に使って仕事をしていくのは、自分自身だからです。
ChatGPTがどれだけ良い候補を出してくれても、
「この名前で名乗っていこう」
「この名前でお客様に覚えてもらおう」
「この名前を何年も使っていこう」
と決めるのは、本人です。
これは、姓名鑑定士に依頼した場合も同じです。
私は名前の数や音、その人との相性などを見ながら、
「こちらの方が合っていると思います」
と提案することはできます。
でも、最終的にその名前を選び、使っていくかどうかを決めるのはご本人です。
だから私は、ビジネスネーム作成で大切なのは、
「誰かに正解を決めてもらうこと」ではない
と思っています。
AIから候補をもらう。
人から意見を聞く。
姓名判断の視点から見る。
そうやっていくつかの材料を集めたうえで、
最後に自分自身が納得して「これでいこう」と決める。
それが一番大切です。
ビジネスネームには、絶対に正しい一つの答えがあるわけではありません。
だからこそ、便利なAIも、専門家の意見も上手に使いながら、最後は自分で選ぶ。私は、その決断まで含めてビジネスネーム作成だと考えています。
では、ChatGPTはビジネスネーム作りに使わない方がいい?
ここまで読むと、
「結局、ChatGPTでビジネスネームを作らない方がいいの?」
と思うかもしれません。
でも、私の答えは逆です。使っていいと思います。むしろ、名前を考える最初の段階では、とても便利な道具です。
自分一人で考えていると、どうしても発想が似た方向に偏ってしまいます。
そんなときにChatGPTへ、
「もう少し違う方向から考えて」
「和風ではなく、現代的な名前にして」
「この言葉を使わずに考えて」
と頼めば、自分では思いつかなかった候補が出てくることがあります。
そこから、
「これは好き」
「これは違う」
「こういう方向ならもう少し見てみたい」
と、自分の好みも少しずつ見えてきます。
だから私は、
ChatGPTで候補を出すことと、人間が最後に判断することは対立するものではない
と考えています。
むしろ、それぞれ得意なところを使えばいいのではないでしょうか。たとえば、
- ChatGPTでいろいろな名前の候補を出してみる
- 気になる名前をいくつか残す
- なぜその名前が気になるのか考えてみる
- 長く使えるか、自分に合っているかを確認する
- 必要であれば専門家にも相談する
- 最後は自分で決める
こんな使い方でもいいと思います。
ChatGPTがあるから、人に相談する必要がなくなった。
私は、そうは考えていません。逆に、
ChatGPTでたくさん候補を作れるようになったからこそ、「その中から何を選ぶのか」が以前より大切になった
と考えます。
名前を考える作業と、名前を決める作業。AIが便利になった今だからこそ、この二つを分けて考えてみると、ビジネスネームも選びやすくなるのではないでしょうか。
なぜ私がビジネスネーム作成にここまでこだわるのか

ビジネスネーム作成の仕事を続けていると、完成した名前そのもの以上に、印象に残る瞬間があります。
以前、あるお客様のビジネスネームを作っていたときのことです。
占い屋ホシゾラのビジネスネーム作成は、基本的にメールで進めています。
私から名前をご提案し、それを実際に見たり、声に出したりしていただく。
そして、
「この音は好きです」
「この漢字は少し違う気がします」
「もう少し柔らかい感じがいいです」
といった感想をメールで返していただきながら、また次の候補を考えていきます。
そのお客様も、最初から自分の好みがすべて分かっていたわけではありませんでした。
ところが、いくつかの名前を見ていくうちに、
自分は柔らかかったり、華やかだったりする漢字を見るとワクワクする
ということに気づかれたのです。
私は、こういう瞬間がとても面白いと思っています。
名前を決めるためにやり取りしていたはずなのに、その過程で、「自分は何が好きなのか」まで見えてくる。
さらにその方は、
「せっかくのビジネスネーム、大切に使っていきたい」
と話され、これを機会にコンテンツやプロフィール写真なども一新したいと考えるようになりました。
名前を作ったことで、その先にある仕事まで少しずつ動き始めたのです。
また、別のお客様から、ビジネスネームが決まったあとに、
「名前に似合った私になる様に、心から頑張ります。」
というメールをいただいたこともあります。
この言葉も、今でも印象に残っています。
名前というのは、単に「付けてもらうもの」ではないのかもしれません。
その名前を名乗ることで、
「これから私は、こうやって仕事をしていこう」
という小さな決意が生まれることもある。
だから私は、ビジネスネーム作成を、「運の良い名前をいくつか作りました。この中から選んでください」だけで終わらせたくないのです。
基本がメールでのやり取りだからこそ、その場ですぐに答えを出していただく必要もありません。
一度名前を眺める。
声に出してみる。
少し時間を置いて、また考えてみる。
そして、
「やっぱりこれが好き」
「これは少し違う」
と、自分の中の感覚を確かめてもらう。
私は、この時間もビジネスネーム作成の一部だと思っています。何を大切にしているのか。どんな響きなら自分らしく名乗れるのか。これから、どんな仕事をしていきたいのか。メールで何度か言葉を交わしながら、一緒に探していく。
そして最後に、ご本人が、
「この名前でいこう」
と思えるところまでたどり着く。
私は、そこまで含めてビジネスネーム作成だと考えています。
ChatGPTによって、名前の候補はいくらでも作れる時代になりました。
だからこそ私は、候補を作ること以上に、その名前をどう選び、自分の名前として受け入れていくのか。この部分の価値が、以前よりもはっきり見えるようになった気がしています。
占い屋ホシゾラでは、ビジネスネームをどう考えるのか
占い屋ホシゾラでは、ビジネスネームを考えるときに、
「画数が良ければ、それでいい」
とは考えていません。
もちろん、名前が持つ数は見ます。
ただ、それだけではなく、
- 名前の音
- 三基本運数
- その人自身との相性
- 必要に応じて生年月日との関係
- どんな仕事をしていきたいのか
- その名前を長く使っていけそうか
といったことを重ねながら見ていきます。
そして、実際のご相談では、最初から、
「私はこういう仕事をしたいです」
「こういう人に届けたいです」
と、すべてがはっきり決まっている方ばかりではありません。
むしろ、やり取りを重ねていく中で、
「そういえば、こんなことがしたかったんです」
「最初はこう思っていたけれど、話しているうちに少し違う気がしてきました」
と、ご本人の中から新しい言葉が出てくることがあります。
私は、そういう時間も含めてビジネスネーム作成だと思っています。
名前だけを見ているようでいて、実際には、
その人がこれからどんな仕事をしていきたいのか
も一緒に見ている。
だから、最初に考えていた方向と、最終的に決まる名前が少し変わることもあります。
これは、最初の案が間違っていたということではありません。
話して、考えていく中で、
「自分にはこっちの方がしっくりくる」
というものが見えてきただけです。
ビジネスネームは、ただ格好いい名前を付ければいいわけではありません。
その名前を使って、これから仕事を続けていく。だから私は、名前だけではなく、その名前を使う人まで見ながら決めていくことを大切にしています。
ChatGPTで作った名前を持って相談しても大丈夫です
ここまで読んで、
「もうChatGPTでいくつか名前を考えてしまったけれど、それでも依頼できるの?」
と思った方もいるかもしれません。
もちろん大丈夫です。
むしろ、
ChatGPTで候補を出してから、そこから考えていく
という使い方も、これからは自然になっていくと思います。
たとえば、
「ChatGPTに20個出してもらって、この3つまで絞りました」
「自分ではこの名前が気に入っているけれど、本当にこれでいいのか考えたい」
「候補はあるけれど、どれを選べばいいのか分からなくなりました」
という状態でも構いません。
一から名前を考え直さなければならない、ということではありません。
ChatGPTで作った候補を見ていると、
自分がどんな名前を好んでいるのか
が分かることもあります。
短い名前が好きなのか。
やわらかい響きが好きなのか。
和風がいいのか。
少し個性的な名前に惹かれるのか。
そうした好みも、ビジネスネームを決めるうえでは大切な材料です。
だから私は、
「AIで作った名前だからダメ」
とは考えていません。
大切なのは、その名前がどこから出てきたかではなく、
最終的に、その名前を自分のビジネスで使っていきたいと思えるかどうか
です。
ChatGPTで候補を広げる。
その中から気になる名前を見つける。
そして必要なら、人と話しながらもう一度考えてみる。
そんな使い方でもいいと思います。
まとめ|ChatGPTと人間、それぞれ得意なところを使えばいい
ChatGPTを使えば、ビジネスネームの候補をたくさん出すことができます。
しかも、
「もう少し短く」
「もっと高級感を」
「和風に」
「親しみやすく」
と条件を変えながら、何度でも考え直すことができます。
これは、とても便利なことです。
だから私は、ChatGPTでビジネスネームを作ること自体を否定する必要はまったくないと思っています。
むしろ、発想を広げたり、自分では思いつかなかった言葉に出会ったりするために、積極的に使ってもいいと思います。
ただ一方で、
候補を作ることと、その名前を自分のビジネスの名前として決めることは別の話です。
その名前は自分に合っているのか。
これから先も使っていけるのか。
なぜその名前を選ぶのか。
そして最後に、
「この名前でやっていこう」
と自分で納得できるのか。
そこまで考えて初めて、名前が単なる候補から、自分のビジネスネームになっていくのだと思います。
AIにはAIの得意なことがあります。
人間には、人間にしかできない考え方や決断があります。
どちらか一方を選ぶ必要はありません。
ChatGPTで発想を広げ、人間が考え、最後に決める。
これからのビジネスネーム作りは、そんな形になっていくのかもしれません。
ビジネスネームを、もう少しきちんと考えてみたい方へ
占い屋ホシゾラでは、画数だけでなく、名前の音や三基本運数、その人自身との関係などを重ねながらビジネスネームを考えています。
ChatGPTで作った候補がある方でも構いません。
「占い屋ホシゾラでは、どのようにビジネスネームを作っているのか」
興味を持っていただけた方は、まずはこちらをご覧ください。
この記事を書いた人:飛鳥宗佑(あすかそうすけ)

占い屋ホシゾラ代表/姓名鑑定士
姓名判断・四柱推命を学び、これまで400件以上のビジネスネーム・芸名・屋号などの命名・改名に携わる。名前を画数だけで判断するのではなく、音・文字・生年月日との関係、そしてその名前を持つ人自身まで見ながら読み解くことを大切にしている。
自身もビジネスネーム「飛鳥宗佑」をつくり、命名した方々の変化を見てきた経験から、名前には人を良い方向へ後押しする力があると考える一方、「一つの画数だけで人生や名前を決めつけない」ことを信条としている。
人を見て、名前を読む。
姓名鑑定・ビジネスネーム・屋号・社名の命名のほか、四柱推命、お水取りなどを通して、一人ひとりの人生と名前に向き合っている。飛鳥宗佑の詳しいプロフィール